「査定って無料なのに断られることってあるの?」
「どういうケースが“お断り”になる?」
不動産査定は基本的に誰でも利用できますが、 実は一部のケースでは不動産会社から“査定を断られる”ことがあります。
この記事では、査定を断られやすいケース・ 実際にあった事例・断られたときの対処法を 実務知識にもとづいて分かりやすくまとめました。
- ▶ 査定が断られるケースは確実に存在する
- ▶ 断られる理由は“物件・状況・リスク”の3つ
- ▶ 正しく対応すれば査定は問題なく依頼できる
査定を断られやすい物件も受けられる会社があります
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査定を断られることはある?結論:あります
不動産会社は“商売になるかどうか”で動くため、 対応できない(したくない)案件は断られることがあります。
ただし、「1社に断られた=売れない」ではありません。
依頼する会社を変えるだけで普通に査定できるケースが多いです。
査定を断られる理由①【物件要因】
まずは物件そのものに理由があるパターン。
① 壊れた家・老朽化が激しい空き家
築40〜50年以上で雨漏り・傾き・シロアリなどがあると、 一部の会社は対応を避けます。
② 再建築不可物件
道路に接しておらず再建築ができない家は、査定を断られがち。
③ 権利関係が複雑な土地(共有名義など)
複数人のサインが必要になると、“手間が多い”と判断され断られることがあります。
④ マンションの管理状態が著しく悪い
管理不足で価値が下がっている物件も、敬遠されやすいです。
⑤ 事故物件(孤独死・事件・火災)
対応可能な会社と、対応しない会社に分かれます。
査定を断られる理由②【売主の状況・事情】
① 離婚で連絡が取れない・合意が取れていない
夫婦のどちらかと連絡が取れない場合、会社はリスクとみなします。
② 相続人が多数で意見が割れている
「相続人Aは売りたいけど、Bが反対」 → トラブルを避けるため断られることがあります。
③ 書類が整っていない(相続登記未完了など)
売却可能かどうかが判断できず、先に進められないケースです。
④ 売る気がない・価格が非現実的
「相場2,000万円 → 3,500万円で出したい」 のような場合は、会社に敬遠されます。
査定を断られる理由③【リスク要因】
① クレームが多い・態度が強い売主
担当者の判断で「トラブルになりそう」と断られることがあります。
② 過去に売却で揉めた履歴がある
同じ地域の会社間で情報が共有されている場合も。
③ 隣地トラブル(境界線・騒音など)
揉め事を抱えた家は、会社がリスクを嫌って避けることがあります。
査定NGでも対応できる会社は必ずあります
実際によくある「査定NG事例」
● 事例①:築50年の実家が傾いており3社に断られた
→ 買取専門会社に依頼したら通常通り査定 → 売却成立。
● 事例②:兄弟の1人が売却に反対し、査定中止に
→ 遺産分割協議を先にまとめることで査定再開。
● 事例③:離婚で配偶者と連絡が取れず不動産会社が動けない
→ 離婚調停後、双方合意で査定可能に。
● 事例④:価格にこだわりすぎて断られた
→ 現実的な価格に修正して再査定。
査定を断られたときの対処法
① 他社へ依頼する(最も効果的)
1社がNGでも、別の会社は普通に対応するケースがほとんどです。
② 買取専門会社に相談する
老朽化・事故物件・再建築不可は買取会社の方が得意です。
③ 必要な書類・手続き(相続・名義)を整える
書類不備が理由なら準備すれば解決します。
④ 価格希望を見直す
相場とかけ離れている場合は修正が必要です。
⑤ 状況説明を正確にする
誠実に情報を伝えると、対応できる会社が増えます。
「査定NG → 売却不可」ではありません
査定を断られるのはあくまで“その会社の方針”。
別の会社では問題なく売却できるケースがほとんどです。
特に、
- 買取専門会社
- 相続・空き家専門会社
- 再建築不可の買取業者
などは対応範囲が広く、断られにくいです。
まとめ|査定は断られることはあるが、“対応できる会社”は必ずある
- 査定NGは意外とよくある
- 物件・事情・リスクのどれかが理由
- 1社NGでも他社はOKのケースが多い
- 買取会社は対応幅が広く断られにくい
- 大事なのは「複数社に依頼すること」
査定を断られても、 あなたの家が売れないわけではありません。
対応できる会社を探し、適正な価格で進めていきましょう。
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