不動産を売却するときは、売却価格だけでなく、仲介手数料、登記関連費用、印紙税、住宅ローン返済に伴う費用、税金、測量・解体・引っ越しなどの費用を整理し、最終的な手取りを確認することが重要です。
すべての費用がすべての売却で発生するわけではありません。物件、契約方法、住宅ローン、取得費、所有期間などによって変わるため、項目ごとに発生有無と金額を確認してください。
※査定は無料です。査定依頼後、対応する不動産会社から電話・メールで連絡が入ります。利用条件・対応範囲は申込画面で確認してください。
費用全体を一覧で確認:不動産売却にかかる諸費用一覧
登記費用を確認:不動産売却の登記費用は誰が払う?
査定サービスを比較する前に:不動産売却一括査定の選び方と注意点
不動産売却で確認したい6つの費用
| 費用 | 主な確認内容 |
|---|---|
| 仲介手数料 | 媒介による売買が成立した場合の報酬。上限と実際の契約額を確認します。 |
| 印紙税 | 紙の不動産売買契約書など、課税文書に該当する場合の税額を確認します。 |
| 登記関連費用 | 抵当権抹消、住所・氏名変更など売主側で必要になる登記と司法書士報酬等を確認します。 |
| 住宅ローン返済関連費用 | 残高、一括返済手数料、抵当権抹消までの手続きを金融機関へ確認します。 |
| 譲渡所得に関する税金 | 売却価格だけでなく取得費・譲渡費用・利用できる可能性がある特例を確認します。 |
| その他の費用 | 測量、解体、残置物処分、修繕、引っ越し等が必要かを物件ごとに確認します。 |
仲介手数料は上限と契約内容を確認する
宅地建物取引業者が売買の媒介で受け取る報酬には、宅地建物取引業法に基づく上限があります。2024年7月1日以降は、売買価格が800万円以下の宅地建物について、媒介に要する費用を勘案した特例が設けられています。
実際に支払う仲介手数料は、媒介契約時に説明を受け、上限の範囲で合意した金額を確認してください。
出典:国土交通省「宅地建物取引業法における報酬制度の概要(令和6年7月1日以降)」
印紙税は契約書の作成方法と契約金額で確認する
紙の不動産売買契約書は印紙税の対象になる場合があります。不動産の譲渡に関する一定の契約書には、2027年3月31日まで軽減措置が設けられています。契約金額によって税額が異なるため、契約時点の国税庁の税額表で確認してください。
出典:国税庁「不動産の譲渡、建設工事の請負に関する契約書に係る印紙税の軽減措置」
登記・住宅ローンの費用は売却前に確認する
住宅ローンが残る不動産では、売却時に残高を確認し、金融機関の手続きに従って完済や抵当権抹消を進めます。一括返済手数料の有無、司法書士報酬、住所・氏名変更登記の要否などは個別に異なります。
登記費用の分担や売主側で必要になる手続きは、不動産売却の登記費用は誰が払う?でも整理しています。
譲渡所得と税金は取得費・譲渡費用・特例を分けて確認する
土地や建物を売却した場合の税額は、単純な売却価格ではなく、取得費や譲渡費用などを踏まえた譲渡所得を基に計算します。マイホームの売却では、一定の要件を満たすと譲渡所得から最高3,000万円まで控除できる特例があります。
適用要件や他の特例との関係は個別事情によって異なります。税務上の判断が必要な場合は、国税庁の案内を確認し、税務署や税理士などへ相談してください。
出典:国税庁「マイホームを売ったときの特例」
測量・解体・修繕は先に発注せず条件を確認する
土地の境界確認、測量、建物の解体、残置物処分、修繕などは、物件の状態や売却条件によって必要性が異なります。先に工事を決めず、現状のまま売却する場合と工事後の条件を確認してから判断してください。
手取りを確認するときの考え方
手取りの目安 = 売却代金 − 売却に伴う費用 − 住宅ローン返済額等
税金は売却後の譲渡所得や特例の適用によって変わるため、単純な引き算だけで確定額を出すのではなく、発生する費用と返済額、税務上の扱いを分けて整理してください。
査定内容を比較するときの7項目
依頼社数に固定の正解はありません。必要に応じて連絡対応できる範囲で、査定額・算定根拠・販売条件を同じ項目で確認しましょう。
- 査定額
- 算定根拠
- 参照した取引・成約事例
- 販売方法
- 想定期間
- 価格見直し条件
- 契約条件
費用だけで依頼先を決めず、査定額の根拠、販売方法、想定期間、契約条件まで確認すると、売却価格と手取りの見通しを整理しやすくなります。
※査定は無料です。査定依頼後、対応する不動産会社から電話・メールで連絡が入ります。利用条件・対応範囲は申込画面で確認してください。
売却前に確認しておきたい資料・金額
- 住宅ローン残高と一括返済の条件
- 登記名義・住所・氏名の現状
- 購入時の売買契約書や取得費が分かる資料
- 仲介手数料など売却時に発生する費用
- 測量・解体・残置物処分などの要否
- 住み替え・引っ越しに必要な資金
FAQ|不動産売却の費用と手取り
査定を依頼するだけで費用はかかりますか?
本記事で案内している査定サービスは無料です。査定依頼後は対応する不動産会社から連絡が入るため、利用条件・対応範囲を申込画面で確認してください。
仲介手数料はどの売却でも同じですか?
法令上の上限がありますが、実際の報酬額は媒介契約の内容によって確認が必要です。低廉な宅地建物の媒介には特例が適用される場合もあります。
解体やリフォームは売却前に行ったほうがよいですか?
物件や買主側の需要によって異なります。工事前の状態と工事後の条件を確認し、費用をかける前に判断してください。
税金は不動産会社が確定してくれますか?
不動産会社から一般的な情報を得られる場合がありますが、税務上の判断は個別事情によって異なります。国税庁の案内や税務署、税理士などで確認してください。
まとめ|売却価格と費用を分けて手取りを確認する
不動産売却では、仲介手数料、印紙税、登記関連費用、住宅ローン返済関連費用、譲渡所得に関する税金、測量・解体・引っ越しなどの費用を項目ごとに確認してください。
査定額だけでなく、費用、住宅ローン残高、販売条件を整理し、最終的な手取りを確認してから売却条件を検討することが重要です。
費用全体を一覧で確認:不動産売却にかかる諸費用一覧
登記費用を確認:不動産売却の登記費用は誰が払う?
次の確認:不動産売却一括査定の選び方と注意点
※査定は無料です。査定依頼後、対応する不動産会社から電話・メールで連絡が入ります。利用条件・対応範囲は申込画面で確認してください。
コメント